人と同じファンデーションや今人気の化粧品を使っているのに、どうも自分の肌にはなじまない…。
それって、もしかすると顔の産毛が原因かもしれません!
顔の産毛が邪魔しているのか?
濃くならない顔の産毛の処理方法についてご紹介します。
ファンデーションでは顔の産毛はカバーできない!
顔の産毛は、ファンデーションやコンシーラーをどんなに塗り重ねてもカバーすることができません。
しかも、おでこや頬、鼻の下やあごなど、場所によって産毛の太さや濃さが全然違いますよね。
顔の産毛が目立つ部分と薄い部分の差があればあるほど、ファンデーションを塗った時に色ムラができやすくなるんです。
産毛は処理しましょう
例えば、顔の中でも鼻の下の産毛や毛穴が目立つ方は、下地ファンデーションを塗ると鼻の下だけ青黒くなり、男性のヒゲ剃り跡のように見えてしまいます。
どんなにカバー力が優れたファンデーションを使っても、なかなか隠し切るのが難しいのです。
なので、顔の産毛によるメイクの色ムラを無くすためには、隠そうとするよりも産毛を処理してしまうのが手っ取り早いんです。
産毛でファンデーションのノリも悪くなる
ファンデーションのノリが悪いと、それだけで一日中気分が落ちちゃいますよね。
ニキビができていたり、肌のキメが乱れていると下地ファンデーションを塗った時にどうしてもヨレやすくなったり、毛穴や肌の表面のミゾに詰まったりします。
しかし、肌のコンディションが良く、ニキビや吹出物もないツルツルな肌でも、顔の産毛がしっかり生えているとファンデーションのノリが悪くなってしまいます。
なぜかというと、基本的に産毛は毛穴からピンと立って生えていますよね。
毛穴から飛び出した産毛は、肌の表面に凸凹を作ってしまうんです。
そのため、うまくファンデが肌になじまなくなり、粉っぽくなったりしてしまいます。
それを改善するには、顔の産毛処理を考える必要があります。
ファンデのノリの悪さは肌荒れ、さらにニキビ原因に…
ファンデーションは、凸凹している部分より平らな面に密着しやすいため、顔に産毛があるだけで密着度が低くなり化粧ノリが悪く、しかも崩れやすくなってしまうんです。
また、顔の産毛が生えていると毛穴が開きやすくなるため、肌のキメも乱れて、ファンデーションが密着しにくくなります。
汗をかく夏は、さらに密着度が悪くなります。
頬やおでこの開いた毛穴に皮脂やメイク汚れが詰まりやすいため、ニキビが出来やすい状態を作り出します。
ニキビができればファンデーションのノリは、ますます悪くなりますので、まさに悪循環なのです。
毛穴が開くと産毛で悩んでいる方の多くが経験する、こんな事にも発展しやすくなります。
- 剃っているのに、黒いポツポツや黒ずみが残る
- 遠くから見ると、青いヒゲのように見える
顔の産毛でファンデが粉を吹く⁉
顔が粉っぽくなるのもファンデーションを塗った時の悩みの一つですよね。
実は、顔の産毛が生えている場合でも、メイクが粉っぽくなりやすい傾向があります。
特にパウダーファンデーションは粉っぽくなりがちですが、リキッドファンデーションとルーセントパウダーを使った場合でも、粉っぽさがひどくなることがあります。
おでこや頬など面積が広い顔の表面にびっしり産毛が生えていると、いくらファンデーションを肌に密着させようとしても、産毛にファンデーションが多く付着してしまいます。
これが粉っぽく見せてしまう要因なんです。
化粧水や美容液の浸透まで悪くなる!
顔の産毛が生えていると「化粧水や美容液をつけた時に浸透しにくい」というデメリットがあります。
なぜかというと、産毛は化粧水と馴染みにくく、肌に浸透する前に弾いてしまうからです。
また、毛穴が開きやすく皮脂や汚れが詰まりやすくなるため、化粧水などの浸透を妨げてしまうんです。
顔の産毛を処理すれば化粧水の浸透を邪魔するものがなくなりますから、肌に美容成分をしっかり染み込ませることができます。
濃い部分の産毛を処理すると毛穴が小さくなり、肌のキメが整って化粧崩れもしにくくなるんです。
顔の産毛を処理したメリットは…
以上をまとめると、顔の産毛を処理するとこんなメリットがあります。
- ファンデやメイクのノリが良くなる
- メイクをしても粉っぽくならない
- ツヤ肌メイクがしやすくなる
- メイクをしたらかえって産毛が目立つようになる…ということを防げる
- 化粧水や美容液が浸透しやすくなる
いかがでしょう?
女性なら顔の産毛を処理しない理由がありませんよね。
でも一言で「顔の産毛を処理する」と言っても、剃るだけが産毛の処理方法じゃないですよ!
むしろ、見逃せないデメリットもあるんです。
剃ったり抜いたりすると、こんな厄介なことも…
そもそも顔の産毛には、ほこりや花粉などから肌を守る役割があります。
濃くて目立つとお悩みの方も多いと思いますが、濃いほど紫外線から肌を守ることができます。
顔の産毛がなくなれば、より外部刺激や紫外線の脅威にさらされやすくなるんです。
ですから、剃ったり抜いた後は、化粧水などでいつも以上にしっかり保湿をしたり、紫外線対策をしなければいけません。
産毛を剃るのは注意
また、カミソリで剃ると、産毛と一緒に角質を剥がしてしまうので、肌のバリア機能が低下して、むしろ化粧崩れをしやすくなる可能性もあります。
ですから、必ずしも『顔の産毛を剃る=美肌になれる』とは言い切れないんです。
もちろん、剃るとますます濃くなるのはよくある話です。
前は3日に一回の処理で良かったのに、今では毎日剃らないといけない…なんて方も実は多かったりします。
「目立つ毛穴」「青ヒゲのような色素沈着」が悪化?
顔の産毛が濃い人の多くが、
- 毛穴が広くて、近くで見ると目立つ
- 黒いポツポツがある
ということで悩まされていますが、これらは、顔の産毛を剃ると悪化することがよくあります。
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産毛を剃って肌を傷つけると、産毛が生えていないのに、黒ずんで見えてしまうという症状が起こることも多いです。
鼻の下の黒ずみについては、こんな相談もありました。
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初めまして20代女です。カミソリや毛抜きで産毛の処理をしていて、毛穴が開き黒ずんでしまいました。 脱毛に通い、産毛は生えてこなくなりましたが、黒ずみでヒゲのように見えてしまってとても恥ずかしいです 。
まとめ、顔の産毛処理は慎重に。
顔の産毛の処理で剃ったり抜いたりするのは、トラブルになる口コミも多いので、少し慎重になったほうが良いかもしれません。
間違っても、ヒゲ剃りのような感覚で産毛処理をするのはやめましょう。
男性の肌は女性と比べて丈夫で厚いので、ヒゲ剃りなどはあまり参考になりません。